緊急地震速報って、どんな「おしらせ」?
- ひなた

- 5月13日
- 読了時間: 4分

テレビやスマホから、急に大きな音で「緊急地震速報です」と流れて、ドキッとしたことはありませんか?
緊急地震速報(きんきゅうじしんそくほう)は、「もうすぐ強いゆれが来るかもしれないよ」と教えてくれる、とても大事なおしらせです。
このしくみを知っておくと、・あわてすぎずに・すぐに安全な行動をとることができて、自分や家族を守る力がアップします。
どうして「ゆれの前」にわかるの?
地震が起きるとき、地下では大きな力がかかって、そこから「ゆれ」が広がっていきます。
このとき、2種類のゆれが出てきます。
P波(ピーは):はじめに来る、小さめのゆれ
S波(エスは):あとから来る、大きなゆれ
緊急地震速報は、全国にある地震計が「P波」をキャッチしたときに、「このあと、どれくらいの強さのS波が、いつごろ来そうか」をすばやく計算して、スマホやテレビに知らせています。
つまり、「ゆれが来る前の、ほんの数秒〜十数秒」をくれるしくみだと思ってください。
どこで受け取れるの?
緊急地震速報は、いろいろなところで受け取れます。
スマートフォン(多くの機種に入っている)
テレビやラジオ
防災アプリ
一部の防災スピーカーや館内放送
家族で使っているスマホやタブレットに、防災アプリを1つ入れておくと、より安心です。
音が鳴ったとき、どう動けばいい?
いちばん大事なのは、**「音にびっくりして、なにもできなくならないこと」**です。
家や学校で、次の行動を決めておきましょう。
家にいるとき
まずは頭を守る
近くの机の下にもぐる
机がなければ、クッションやカバンで頭をおおう
窓ガラスや本棚からはなれる
むりに外へ走って出ない
外にいるとき
看板、ガラス、ブロックべいからはなれる
自動販売機や電柱の近くからも少しはなれる
しゃがんで、頭を守る姿勢をとる
電車やエレベーターの中
つり革や手すりにつかまる
走ったり、ドアにかけよったりしない
エレベーターは、止まった階でいったんおりる
家族で決めておきたい「3つのポイント」
緊急地震速報を上手に使うには、ふだんから家族で話し合っておくことが大切です。
ポイント1:音が鳴ったら、まず何をするか
「机の下にもぐる」
「頭を守る」
など、家ごとの合言葉を決めておくと、すぐ動きやすくなります。
ポイント2:どこが安全な場所か
リビングで安全な場所はどこか
ベッドの近くでゆれたら、どこに移動するか
外にいるとき、近くの広い場所はどこか
家の中や近所をいっしょに歩きながら、「ここは安全」「ここは危ないね」と話してみましょう。
ポイント3:音に“なれておく”
緊急地震速報の音は、注意してもらうために、わざと強い音になっています。
YouTubeなどで、どんな音かを家族でいっしょに聞いてみる
「この音が鳴ったら、こう動こうね」と話しておく
こうしておくと、本番で少し落ち着いて動きやすくなります。
緊急地震速報にも「できること」と「できないこと」がある
とても役に立つしくみですが、なんでも完ぺきにわかるわけではありません。
震源がすぐ近くだと、アラートより先にゆれが来てしまうことがある
予想よりゆれが弱くなることも、強くなることもある
場所によって、アラートが鳴るタイミングがちがうことがある
だからこそ、「鳴ったらラッキー。すぐに身を守ろう」くらいの気持ちでいるのが大切です。
まとめ:知っていれば、こわさは少し小さくなる
緊急地震速報は、
地震のゆれが来る前に
ほんの少しの時間をくれる
とても大事なおしらせです。
この少しの時間で、
頭を守る
安全な場所に移動する
近くの人に声をかける
といった行動ができれば、ケガをふせげる可能性がぐっと高くなります。
家族でいちど、
スマホやテレビでどんなふうに鳴るのか
鳴ったらどう動くのか
を話し合ってみてください。**「知っている」「準備している」**ことで、地震へのこわさは少し小さくなり、安心が大きくなります。
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